駐イラン中国大使、「イランは、現代版シルクロード構想における中国の重要な相手国」
6月 07, 2017 15:02 Asia/Tokyo
イラン駐在の庞森中国大使が、「イランは、現代版シルクロード構想・一帯一路における中国の重要な相手国の1つだ」と語りました。
庞森大使は6日火曜、記者団に対し、「イランは文明国であり、シルクロード上に位置している。イランと中国は、現代版シルクロード構想・一帯一路において重要な役割を果たせる」と述べています。
また、2016年におけるイランと中国貿易額は312億3000万ドルだったとし、「昨年のイランに対する中国の輸出額は164億2000万ドルで、イランからの輸入は148億2000万ドルだった」としました。
さらに、「イランと中国の協力は、双方が勝者となるものである」とし、「経済交流に加えて、両国は学術や教育、観光、研究面での交流も増やすことを決意している」と語っています。
また、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、バーレーン、エジプトがカタールと断交したことについても、「地域諸国は、対話によって問題を解決すべきだ」と述べました。
庞森大使はまた、「テロ対策においては、全ての関係国が団結すべきだ」とし、世界各国がこの分野におけるダブルスタンダードを差し控えるべきだ」としています。
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