テヘランの国会関連の建物のテロリストは完全に包囲され、テヘランは完全な平穏を取り戻す(動画)
治安部隊の努力により、イランの国会関連の建物の中のテロリストは完全に包囲され、またテヘラン南部のイマームホメイニー廟は、平穏を取り戻しています。
7日朝、武装したテロリスト数名が、訪問者を装ってイラン国会の事務会館の建物に入った後、警備員ともみあいになり、彼らに向かって銃を発射しました。
これにより、数名が殉教、あるいは負傷しました。
テロリストは自動小銃と拳銃1丁を携帯していました。
銃撃にも拘わらず、国会では議事が通常通りに続けられました。
7日、テヘラン南部のイマームホメイニー廟でも、4人の武装したテロリストが敷地内に入り、銃撃を始めました。これにより、1名が殉教、4名が負傷しました。
この衝突により、テロリストの一人が自爆を行い、別の一人は警官によって射殺され、けがをした女性襲撃者1人が逮捕されました。
テロ組織ISISがこのテロの犯行を認めています。
IRIB通信によりますと、ラーリージャーニー議長は、公開会議の後、国会関連の建物に対するテロリストの攻撃に触れ、それを臆病者の軽率な行動だったとし、「テロリストは、イランがテロ対策の中心にいることから、問題を作り出そうとしている」と語りました。
さらに、「治安部隊がこれらのテロリストに必ず対処し、問題を解決するだろう」としました。
イランの国会議員らも、会議の終わりに、このテロ攻撃を非難すると共に、「アメリカに死を」のスローガンを叫びました。
イラン情報省も、「テロリストのチームのうちのひとつは、テロ攻撃を行う前に逮捕された」と発表しました。
テヘランのハーシェミー州知事は、記者会見で、「テヘランのどちらの地域の状況も、治安部隊の監視下に置かれている」と語りました。
イラン国会・国家安全保障外交政策委員会のブルージェルディ委員長は、国会関連の建物におけるテロ掃討作戦は、最終段階を迎えているとして、このようなテロ攻撃でイランの強固な安全を崩すことはできないと強調しました。
イラン内務省のゾルファガーリー治安担当次官も、「テロリストは完全に包囲されている」と語りました。
7日、テヘラン南部のイマームホメイニー廟は、銃撃事件が発生した後、現在、通常の状態にもどっており、この廟で、昼と夕方の集団礼拝が行われました。