イラン政府報道官、「テロリストへの革命防衛隊の回答は、イラン国民の力の表れ」
6月 20, 2017 19:01 Asia/Tokyo
イラン政府のノウバフト報道官が、シリアのISISに対するイランイスラム革命防衛隊の報復は、イラン国民の力の表れだとしました。
イランイスラム革命防衛隊は18日日曜夜、シリア東部デリゾール近郊にあるISISの司令部、基地や、自動車に爆弾を仕掛ける施設を6発の中距離ミサイルで攻撃しました。
これらのミサイルはイラクの領空を通過し、650キロの距離を飛行したあと、標的に命中しました。
ノウバフト報道官は20日火曜、テヘランで記者会見を行い、「今年5月19日に実施されたイラン大統領選挙は国民の団結の表れであり、また、シリアにあるテロリストの拠点に対するイスラム革命防衛隊の最近のミサイル攻撃は、国家権力の表れだ」と語りました。
また、テロ組織ISISは、地域の安全を乱しているとし、「イスラム革命防衛隊がシリアのテロリストの拠点をミサイル攻撃したことは、イランがテロ対策において、地域の安全を考慮していることを示しており、近隣諸国は、このイランの行動に満足し、平穏を感じるべきだ」と述べました。