イラン外相、「トランプ政権の新たな制裁は、核合意の精神に反する」
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ザリーフ外相
イランのザリーフ外相が、アメリカによるイランへの新たな制裁は、核合意の精神に反するものだとし、「これらの制裁により、両国の緊張が高まることになる」と語りました。
アメリカのイランに対する敵対行動が続く中、アメリカ財務省は、18日火曜、イランのミサイル計画への関与をはじめとするさまざまな理由で、イランや外国の18個人・団体を制裁のリストに加えました。
こうした中、トランプ政権は、17日月曜、イランが核合意を遵守していることを再び認めました。
ザリーフ外相は、18日、CBSニュースのインタビューで、「核合意は数カ国の合意であり、単独で一方的にそれを破棄したり、再協議の対象としたりすることはできない」と語りました。
ザリーフ外相はまた、同日、レバノンのアルマヤーディンテレビのインタビューで、イランのミサイル実験を巡るアメリカのイランに対する根拠のない主張に触れ、「核合意により、核弾頭が搭載できないミサイルの実験は合法とされている」と語りました。
ザリーフ外相は、イランは核弾頭を保有していないと強調し、「イランがそのようなミサイルを設計することはない」と語りました。
また、イランのミサイルは国産の技術によるもので、防衛を目的としているとし、「イランは他の国のように、1100億ドルを武器の購入に費やしたりはしない」と語りました。
さらに、イランは兵器を防衛のためだけに使用すると強調し、いつの日か、全ての国がそのような立場を取るようになることを望んでいるとしました。
ザリーフ外相は、シリアとイラクへのイランの支援に触れ、「イランは、近隣諸国を攻撃する他の国とは異なり、イラクとシリアの正式な要請を受けてこれらの国に入り、彼らに軍事顧問の形で支援を行っている」と語りました。