イラン情報大臣、「国内で、１２０件以上のテロが未然に阻止」

イランのアラヴィー情報大臣が、同国ではこの数年、１２０件以上のテロが未然に阻止されたことを明らかにしました。

（イスナー通信によりますと、）アラヴィー大臣は、（イラン北西部の都市アルデビールにおいて）「これらの未遂テロの実行犯は全て逮捕、あるいは殲滅されている」と語っています。

また、現在イランには治安の悪い地域は全く存在しないとし、「イラン情報省は、いかなる外国勢力に対しイラン国内で破壊行為を行うことを許さない」としています。

アラヴィー大臣はまた、最近テヘランで発生したテロ攻撃に触れ、「このテロに直接、或いは間接的にかかわったとされる人物は全て、２日間で逮捕され、この臆病な行動の元凶は全て突き止められた」と語りました。

先月７日午前、テロ組織ＩＳＩＳと関わりのある２つのテログループが、テヘラン市内にある国会関係の建物と、イマーム・ホメイニー師の聖廟を攻撃し、これにより１８人が殉教、他数十名が負傷しました。

（近年、ＩＳＩＳはアメリカと同国に同盟するサウジアラビアなどのアラブ諸国や、西側諸国の軍事支援や資金提供により、特にイラクやシリアを初めとする地域諸国で多数の犯罪行為に手を染めています。）