イマームレザーの生誕日、イランで祝祭

シーア派8代目イマーム、レザーの生誕日に際し、イランの各地、特に聖地のマシュハドとゴムで祝祭が行われています。

イルナー通信によりますと、イランでは、モスクや歩道、商店や住宅がイルミネーションで飾られ、前夜から人々がこの日を祝っています。

イマームレザーは、イスラム暦148年ゼルカアダ月11日にメディナで生まれ、父であった7代目イマーム、ムーサカーゼムの殉教後にイマームの地位に就き、それからおよそ20年、人々の指導と宗教の伝道に努めましたが、アッバース朝のカリフ、マームーンの陰謀によって殉教しました。

イラン北東部の聖地マシュハドにあるイマームレザー聖廟など、各地の宗教施設では、人々が集まり、イマームレザーの生誕日を祝う儀式を行っています。