イラン外相と世界各国の高官、引き続きテヘランで会談
イランのザリーフ外務大臣が、テヘランで、各国の政府高官との話し合いを続ける中、モンゴル大統領顧問、アンゴラ外相、コンゴ副首相と会談しました。
ザリーフ外相は、7日月曜、モンゴルのプレブスレン大統領顧問と会談し、両国の政府系・民間企業の協力とテロや過激派への対策を強調しました。
一方のプレブスレン顧問もこの会談で、イラン訪問に満足の意を示し、「モンゴルは、農業、運輸、文化、大学などのさまざまな分野でのイランとの協力と外交関係の向上に関心がある」と語りました。
ザリーフ外相は、アンゴラのチコティ外務大臣との会談で、「イランとアンゴラは、両国の関係拡大に向けて努力すべきであり、金融協力の強化によって、両国は経済協力を活発にすることができる」と強調しました。
一方のチコティ外相もこの会談で、イラン訪問と大統領就任式への出席に満足の意を示し、「アンゴラは、イランとの関係を向上したいと考えている」と語りました。
また、イランの発展に驚きを示し、ザリーフ外相をアンゴラ訪問に招待しました。
ザリーフ外相はまた、コンゴの副首相兼外相と会談し、エネルギー、電力生産、保健衛生、製薬、道路建設、科学技術など、さまざまな分野における経済協力の拡大を強調しました。
コンゴ副首相もこの会談で、イランとコンゴの良好な関係と国際機関における協力に触れ、「コンゴは、各国に対する制裁に反対であり、核協議の中でも、イランの権利に基づく立場を支持した」と語りました。
さらに、コンゴは、さまざまな分野でイランとの協力を拡大したいと考えているとし、ザリーフ外相をコンゴ訪問に招待しました。
ザリーフ外相は、ここ数日、大統領就任式に出席した高官と会談を行っています。
ローハーニー大統領の就任式は5日土曜に行われ、国内の関係者だけでなく、世界各国や国際機関の多数の関係者が出席しました。