イラン原子力庁長官、「イランは、未来の西アジア最大の放射性医薬品の輸出国」
8月 13, 2017 21:05 Asia/Tokyo
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サーレヒー長官
イラン原子力庁のサーレヒー長官が、イランにおける各種の放射性医薬品の生産に6000万ユーロが投資されていることに触れ、「イランは今後4年間で、西アジア最大の放射性医薬品の輸出国になるだろう」と語りました。
サーレヒー長官は13日日曜、テヘランで記者団に対し、「イラン原子力庁の最大の優先課題は、原子力産業の活動を全面的に推進することだ」と述べています。
また、イラン南部の港湾都市ブーシェフルにおける、ロシアの協力による2つの原子力発電所の建設について、「西アジアではこれまでに例のない放射線医学専門の病院を建設する協定が締結された」としました。
さらに、「イラン原子力庁の新たな活動においては、新世代型の遠心分離機や放射性医薬品の調査開発が課題となる」と語っています。
イランのローハーニー大統領は今月10日、サーレヒー長官の留任を決定しています。
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