イラン外相、ミャンマーのイスラム教徒に関して国連事務総長に書簡
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イランのザリーフ外務大臣が、国連のグテーレス事務総長に書簡を送り、ミャンマーのイスラム教徒に対する組織的な暴力に対し、国際社会が早急に対策を講じるよう求めました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
9月 08, 2017 17:50 Asia/Tokyo
  • ロヒンギャ族のイスラム教徒
    ロヒンギャ族のイスラム教徒

イランのザリーフ外務大臣が、国連のグテーレス事務総長に書簡を送り、ミャンマーのイスラム教徒に対する組織的な暴力に対し、国際社会が早急に対策を講じるよう求めました。

IRIB通信が、8日金曜に伝えたところによりますと、ザリーフ外相は、グテーレス事務総長に宛てた書簡の中で、イスラム教徒に対する組織的な暴力の継続について警告し、「国際社会、特に国連は、これについて早急に措置を講じるべきだ」としました。

ザリーフ外相

 

先月25日に始まった、ミャンマー西部・ラカイン州のイスラム教徒に対する、政府軍の弾圧的な攻撃により、これまでに6334人が死亡、8349人が負傷しています。

ラカイン州では、2012年からイスラム教徒に対する政府軍と過激派仏教徒の攻撃が行われています。

ミャンマーに住む100万人のイスラム教徒には、市民権が与えられていません。