イラン国家安全保障最高評議会書記、「イランの軍事施設の視察は無効になった問題」
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イラン国家安全保障最高評議会のシャムハーニー書記が、「核合意の取り決め実施に対するアメリカ政府の非建設的な行動は、この国際的な合意を損なうためのものだ」と語りました。
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9月 15, 2017 17:55 Asia/Tokyo
  • イラン国家安全保障最高評議会書記、「イランの軍事施設の視察は無効になった問題」

イラン国家安全保障最高評議会のシャムハーニー書記が、「核合意の取り決め実施に対するアメリカ政府の非建設的な行動は、この国際的な合意を損なうためのものだ」と語りました。

アメリカのヘイリー国連大使は、先月23日、IAEA国際原子力機関の天野事務局長とオーストリアのウィーンで会談した後、「核合意は、イランの軍事施設と非軍事施設の査察に違いを設けていない」と主張しました。

イルナー通信が15日金曜、伝えたところによりますと、シャムハーニー書記は、核合意に基づくイランの軍事施設の視察に関する一部の発言を受け、「イランの軍事施設の査察に関する問題はすでに無効になっており、アメリカのトランプ政権の核合意に対する非建設的な行動は、イランから適切な回答を受けるだろう」と語りました。

また、「イランの軍事施設では、核活動や核研究活動は行われておらず、IAEAの査察でも、そのことが確認されている。アメリカは、取り決め履行を避けるために世論操作を行っている」としました。