イラン外相のシンガポールでの会談
イランのザリーフ外務大臣が、シンガポールの政府高官と会談し、政治・経済分野での両国の関係拡大の方法を検討しました。この問題について、IRIBマンスーリー解説員の報告です。
マンスーリー解説員
ザリーフ外相は、8日火曜、アジア6カ国歴訪を続ける中、シンガポールで、同国の首相、国会議長、外相、財務相と会談しました。
ザリーフ外相は、シンガポールのリー・シェンロン首相との会談で、核合意後のイランとシンガポールの協力拡大に向け、経済のさまざまな分野に存在する可能性を挙げました。リーシェンロン首相もこの会談で、対イラン制裁の解除について、「シンガポールは、新たな状況の中で、あらゆる分野でイランとの経済関係を拡大する用意がある」と語りました。
ザリーフ外相とシンガポールのハリマー・ヤコブ国会議長も会談を行い、国会の協力と経済協力の拡大を強調しました。
ザリーフ外相はまた、シンガポールのバラクリシュナン外務大臣と会談し、制裁解除後のイランとアジア諸国の関係の活性化と、イランの経済的な可能性に触れ、「イランは、さまざまな経済分野、特にエネルギー、海運、学術、保健衛生、情報技術、石油化学、投資の分野でのシンガポールとの関係拡大を歓迎している」と語りました。一方のバラクリシュナン外相も、最近のシンガポール高等使節団によるテヘラン訪問で、両国の投資協定が調印されたことに触れ、シンガポールは、さまざまな分野、特に石油化学の分野におけるイランとの協力や投資に関心を持っているとしました。
また、ザリーフ外相とシャンムガラトナム財務相兼副首相の会談では、経済・金融分野での両国の協力拡大が強調されました。ザリーフ外相は、7日月曜夜、2日間のインドネシア訪問を終え、シンガポール入りし、まず、シンガポール在住のイラン人や留学生と会談しました。ザリーフ外相はこの会談で、イランの国内や地域における状況を説明すると共に、核合意実施後の時期は、イランの東南アジア諸国との関係レベルの向上において重要だとしました。また、「イランは、国際的な問題を、戦争をせずに協議によって解決することができた。この成功は、イラン国民の支援の賜物だ」と述べました。
ザリーフ外相は、9日水曜、東南アジア・太平洋諸国訪問を続ける中、ブルネイに向かいます。その後、タイ、ニュージーランド、オーストラリアの3カ国を訪問します。