10月 04, 2017 19:57 Asia/Tokyo
  • ホシュルー国連大使
    ホシュルー国連大使

イランのホシュルー国連大使が、国連に対して、核合意の弱体化につながるような行動に対処するよう求めました。

IRIB通信によりますと、ホシュルー国連大使は、国連総会の傍らで、「現在、世界はいつにも増して、国際問題を解決するための多面的な措置が必要とされている」という、グテーレス国連事務総長の発言に触れ、多様化を弱める一部の大国の行動に対し、懸念を示しました。

また、核合意は、外交の価値を証明したとして、「国連は、その役割を果たすため、核合意に関してより建設的なアプローチをとるべきだ」と述べました。

さらに、核兵器禁止条約の成立に触れ、これは核兵器のない世界という目標の達成に向かった一歩だとして、この行動は、核兵器保有国が50年間にわたり、NPT核兵器不拡散条約に違反してきたことに対する、世界各国の(集団的な)抗議だとしました。

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