Pars Today

イランのホシュルー国連大使が、政治的な対応や差別から離れた多極的な国際貿易体制の必要性を述べ、制裁は、このような体制の実現や国際法規に反するものだとしました。

イルナー通信によりますと、ホシュルー大使は、5日木曜、国連総会の経済財政委員会で、国際貿易に関するイランの立場を説明し、各国がそれぞれのニーズや政策に基づいて持続可能な開発を実現すること、多極的な貿易体制を強化することの必要性を強調しました。

さらに、国連の加盟国は、これまで何度も、政治的な対応や差別から離れた多極的な貿易体制の存在を強調してきたとしました。

また、地域の組織の地位や多極的な貿易体制の強化を強調し、「持続可能な開発の長期的な実現に向け、貿易協力を拡大することが、地域協力の強化に向けたこのような展望の主な目的だ」と語りました。

ホシュルー大使は、国連の役割の必要性にも触れ、この組織は、開発途上国の世界貿易機関への加盟の準備において、重要な役割を果たすとしました。

さらに、地域や世界におけるイランの重要な経済的地位に触れ、「貿易部門において、イランは他国との協力を歓迎している」と述べました。