テヘラン金曜礼拝、「イラク・クルド人自治区の住民投票は裏切りだった」
(last modified Fri, 06 Oct 2017 10:43:50 GMT )
10月 06, 2017 19:43 Asia/Tokyo
  • テヘラン金曜礼拝、「イラク・クルド人自治区の住民投票は裏切りだった」

6日に行われたテヘラン金曜礼拝で、ハータミー師が説教を行い、「イラク・クルド人自治区の関係者は、イラクの中央政府や地域諸国の勧告を無視し、この地区の分離に関する住民投票を実施し、裏切りをはたらいた」と語りました。

ハータミー師は、世界のすべての国が、クルド人自治区の分離に関する住民投票を認めていないとし、「イラン、イラク、トルコの協力は、クルド人自治区の住民投票の陰謀に対する効果的な対処法だ」と述べました。

さらに、アメリカ・ラスベガスでの人々の殺害とテロ攻撃を非難し、「イランは世界のどこであろうと、罪のない人々が殺害されることを非難するが、アメリカなどの西側は、イエメンをはじめとする世界の罪のない人々の殺害へのダブルスタンダードをやめるべきだ」と語りました。

また、アメリカによる核合意の精神への違反に触れ、「核合意は再協議できるものではない。イランの体制関係者や人々は、アメリカを信用していない」と強調しました。