イラン大統領、「敵は、地域で新たな陰謀を企んでいる」
11月 11, 2017 20:46 Asia/Tokyo
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ローハーニー大統領(中)
イランのローハーニー大統領が、「敵は、各種の陰謀に失敗した後、地域で新たな陰謀や計略を企てている」と語りました。
アルアーラム・チャンネルによりますと、ローハーニー大統領は11日土曜、テヘランで三権の長による会議の後、記者団に対し、テロとの戦いにおける地域の諸国民の偉大な成功に触れ、「今日、イラクやシリア、レバノンの人々は、自国軍の後方支援や、特にイランをはじめとする友好国の支援により、ほとんどの問題から解放され、テロ問題は収束しつつある」と述べています。
また、「地域における各国の分裂や国境線の変更という敵の謀略も失敗した。このため今日、先に述べた成功により、アメリカやシオニスト政権イスラエルがその結果に苛立ちや不快感を覚えていることは明白だ」としました。
さらに、「イエメン問題も長年にわたっており、それによりこのアラブの最貧国の人々が爆撃され、コレラが蔓延し、人々は飢餓に苦しんでいる。またこの国は人道支援を受けるルートを全面的に封鎖されているが、これは耐えられないことである」と語っています。
また、「地域の現状は、敵が地域で新たな陰謀を企んでおり、それに対し民衆が賢くなる必要があり、そのために体制責任者が必要な計画を実施すべきだ、ということを示している」と述べました。
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