最高指導者、体制責任者の地震被災者への支援の継続を強調
11月 15, 2017 17:47 Asia/Tokyo
イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、イランの体制責任者が出席した会合で、「体制責任者による地震の被災者への哀悼は、人々の苦痛や問題が緩和されるよう、人々に対する実際の支援の場で力強く続けられるべきだ」と強調しました。
12日日曜夜、イラン西部でマグニチュード7.3の地震が発生しました。この地震により、これまでに432人が死亡、7817人が負傷しました。
ハーメネイー師は、14日火曜夜、司法、立法、行政の三権の長をはじめとする体制責任者が出席した会合で、ケルマーンシャーで起きた地震に深い遺憾の意を示すとともに、今回の自然災害は、体制責任者が責務を遂行するための機会だとしました。
また、「大統領をはじめとする関係者が、被災地を実際に訪れ、共感を示した。それが実際の支援の面でも力強く続けられ、この寒い季節に人々の苦痛や問題が緩和されるよう望んでいる」と語りました。
ハーメネイー師は、イスラム社会には支援と愛情の血が流れていることが、このような災害によって具現化されるとし、「このような災害により、すべての人が支援に駆けつけている」と述べました。