11月 20, 2017 23:12 Asia/Tokyo
  • エブテカール女性・家庭問題担当副大統領
    エブテカール女性・家庭問題担当副大統領

イランのエブテカール女性・家庭問題担当副大統領が、人道支援を受けられないイエメンの子供たちについて語り、「人道支援の提供を妨げる非人道的行為は非難されるべきだ」と強調しました。

イルナー通信によりますと、エブテカール副大統領は20日月曜、テヘランで行われた子供と国際平和に関する会合で、「イエメンの子供たちはもっとも過酷な状況の中で人道支援物資を利用できない状態にあるが、世界各国や国連もこの問題に抗議している」と語りました。

また、「国連の報告によれば、20世紀から400万人の子供が殺害されている」と述べました。

さらに、子供の教育問題について強調し、「国際規約のひとつは子供の権利に関するものであり、イランのアフガニスタン難民の子供たちの教育は、明らかな模範となっている」としました。

イエメンの子供

サウジアラビアはアメリカの支援を得て、ハーディ元大統領の復権を目的に、2015年3月からイエメンを軍事攻撃、全面的に封鎖しています。

この攻撃により、これまでに1万3千人が死亡、数万人が負傷し、数百万人が住む家を失い、またインフラも破壊されています。

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