イランの弾道ミサイル実験を巡る動き
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イランの弾道ミサイル実験に関する西側の政界の世論操作が継続する中、14日月曜、安保理が非公開で会議を行いました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
3月 14, 2016 21:27 Asia/Tokyo
  • イランの弾道ミサイル実験を巡る動き

イランの弾道ミサイル実験に関する西側の政界の世論操作が継続する中、14日月曜、安保理が非公開で会議を行いました。

アミーンザーデ解説員

アメリカの政府関係者は、イランのミサイル実験は核合意に関する国連安保理決議の違反だとしています。こうした中、アメリカのパワー国連大使は、イランの弾道ミサイルを挑発的で、情勢不安を引き起こすものだとしました。パワー国連大使は先週金曜、「アメリカ政府は安保理に対して、イランにおける弾道ミサイルの危険な発射に関して話し合うための会議の開催を要請した」と語りました。

フランスの外務大臣も13日日曜、「EUは弾道ミサイルの実験を行ったイランに制裁を行使する可能性がある」と語りました。EUの外務大臣らも、14日月曜、イランのミサイル実験問題について話し合うことになっています。こうした世論操作が継続する中、シオニスト政権イスラエルの国連大使も、アメリカの国連大使に同調し、安保理に対してイランのミサイル実験を非難するよう求めました。

2015年4月、イランのザリーフ外務大臣は、国連のNPT核兵器不拡散条約の会議で、ワシントンポストの記者のインタビューで、「イスラエルの首相がNPTの教師になるとは皮肉だ。彼は400発の核弾頭の上に座っている。核弾頭はNPTに矛盾する」と述べています。

イランのミサイル防衛力はこの10年、常にイランに対するアメリカとシオニスト政権のプロパガンダの基本的なテーマのひとつであり、彼らは「イランは他国にとって軍事的な脅威と見なされる」と吹き込んでいます。こうした主張が繰り返されている一方で、イランはNPTに加盟し、この取り決めを遵守しています。イランは自らの宗教的、人間的信条と防衛政策に基づき、大量破壊兵器の製造に反対しています。イランはさらに、2018年の核兵器廃絶に関する国際会議の開催を提案しましたが、これは国連総会で採択されています。

イランのミサイル能力を脅威と見なす流れの一方で、あらゆる脅威に対抗するための用意と抑止力の保持は各国の合法的な権利であり、イランも決議によってこのような権利を禁じられることはありません。このためイランのミサイル実験を一部の政界が脅威としているのは別の目的からです。

その目的のひとつは、イラン恐怖症プロジェクトの継続に向けた口実作りです。それが示しているのは、核合意実行後、現在アメリカとイスラエルは新たな計画の実施を追求しているということです。こうした世論操作や圧力の増加、安保理への付託の目的はイランのミサイル能力の技術的側面の検討である可能性があります。この問題は以前にも核協議の中で提示されていましたが、自国の軍事力やミサイル防衛に関して話し合うことはないというイランの強い立場により、この問題は協議の議題から省かれました。

イランのミサイル活動の内容は明らかであり、それが決議に違反していないことに注目すると、国連安保理によるイランへの圧力行使に向けたアメリカとその同盟国の努力は、防衛分野における国際的な権利や協定に反する行為です。こうした中、イランは絶えず、地域外、そして地域の勢力から脅迫されており、この脅迫は縮小するどころか拡大し、多様性を帯びています。イランは防衛の必要性や優先事項に注目し、自らの防衛政策を、効果的な防衛と抑止力に向けた力の道具の製造に基づいて調整しているのです。