イラン外務次官、「イランは核合意をめぐるあらゆるシナリオへの対応策あり」
1月 09, 2018 16:31 Asia/Tokyo
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イランのアラーグチー外務次官
イランのアラーグチー外務次官が、核合意の破棄に向けて予想されるアメリカのトランプ大統領のあらゆる行動に警告し、「イランは、核合意に関するあらゆるシナリオへの対応策がある」と語りました。
アラーグチー次官は、テヘランで開催された安全保障会議において、「この1年間にトランプ大統領が行ってきたことは、核合意の破棄に向けた工作や、核合意をそのほかの問題と関連付けようとする行為であった。このような行動は地域や世界の安全保障体制、さらには核兵器拡散防止体制にとって大きな危険因子だ」と述べています。
また、イランに対する制裁の停止期間の延長の時期が迫っているとし、核合意の破棄に向けて予想されるトランプ大統領のあらゆる行動に警告するとともに、「地域・国際社会は、トランプ大統領のこのような行動により、さらなる弊害を受けることになる。なぜなら、核合意という成功した経験をなきものにすることは、安全保障に悪影響を及ぼしうるからだ」としました。
さらに、ヨーロッパ諸国に対しても、「EUが本当に核合意を大切に考えているなら、特に企業や銀行にイランとの協力を促し、彼らを制裁から守るよう奨励すべきだ」と語っています。
アラーグチー次官はまた、西アジア地域での民主主義の擁護というヨーロッパ諸国の主張について、「ヨーロッパが西アジアにおける民主主義を擁護できるのは、自らの同盟国との政策を見直したときである。それはヨーロッパに同盟する一部の地域諸国は、覇権主義をとっているからだ」と述べました。
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