アメリカ国務長官、核合意の修正を強調
2月 16, 2018 18:05 Asia/Tokyo
アメリカのティラーソン国務長官が、再び、アメリカ大統領は、イランとの核合意に存在する欠陥を解消したいと考えていると語りました。
イランのアラーグチー外務次官は、14日水曜、核合意を修正しようとするアメリカの努力に対し、「再協議や核合意の修正、あるいは核合意への追加など、あらゆる変更の可能性は存在しない」と語りました。
ロシアのリャブコフ外務次官も、核合意は非常に多くの問題やバランスが考慮された合意であるとし、「ロシアは、イランの友人たちと共に、核合意の変更を決して受け入れない」と語りました。
ティラーソン国務長官は、15日木曜、レバノンの首都ベイルートで、イランの内政に干渉し、「イランの弾道ミサイル計画を考慮する必要がある」と主張しました。
さらに、「イランは今も、弾道ミサイルに関する活動を続けている」としました。
こうした中、イランのヴェラーヤティ最高指導者国際担当顧問は、14日、イランのミサイル計画に関する協議に向けたアメリカの努力に対し、「ミサイルの製造とその完成は外国には関係のない問題だ」と語りました。
ヴェラーヤティ顧問は、「ミサイルは防衛手段であり、それぞれの国が、自国の状況や必要性に応じてミサイルの可能性を選択する」としました。
さらに、「イランは完全に国益に基づき、ミサイルの製造に関しては、多くの国と同じように完全に防衛を目的として行動している」と述べました。
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