イラン外務大臣が中国を訪問

イランのザリーフ外務大臣が、核合意に関して中国の政府高官と意見交換を行うため、北京を訪問しています。

イルナー通信によりますと、ザリーフ外相は、13日日曜、北京に到着後、「中国とイランの関係は常に良好なものだった。核合意後は高い重要性を有している」と語りました。

ザリーフ外相は、13日、中国の王毅外務大臣と会談し、核合意について話し合うことになっています。

ザリーフ外相は、核合意におけるイランの利益の保障を目的に、ドイツ、フランス、イギリス、ロシア、中国と話し合うため、12日土曜夜から、北京、モスクワ、ブリュッセルへの訪問を開始しました。

ザリーフ外相は北京の後、モスクワに向かい、ロシアの関係者と会談した後、15日火曜、フランス、ドイツ、イギリスの外相とＥＵ上級代表と共に、ブリュッセルでの会合に出席します。

アメリカのトランプ大統領は、今月8日、アメリカの核合意離脱とイランに対する制裁の復活を発表しました。