イラン外相、「ブリュッセル会合は重要な政治メッセージを配信」

イランのザリーフ外務大臣が、ベルギー・ブリュッセルで開催された、ＥＵ外務安全保障政策上級代表や、イギリス、ドイツ、フランスの３ヶ国の外相の出席による会合の結果は、政治面での重要なメッセージを伝えるとしました。

イルナー通信によりますと、ザリーフ大臣は１６日水曜、ブリュッセルからイランに帰国する際、ヨーロッパ側は、イランと６ヶ国による核合意の維持に向け実施されるべき措置のリストを作成しており、このリストに基づき、イランの利益がどの程度保障されるかを判断できる」と述べました。

ザリーフ大臣はまた、「核合意が維持されるなら、今回のブリュッセル会合は、措置が始まるための適切な行動で、政治に重要なメッセージを発したことになる」と語りました。

さらに、核合意は１６日に開催されるＥＵ首脳会議の検討事項の一つであるとし、「来週からこれに関してヨーロッパで様々な専門会合が開催されるだろう」と語りました。