イラン外相、「一部のアラブ諸国は、イスラム世界の関心事から遠ざかっている」
May 18, 2018 19:28 Asia/Tokyo
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イランのザリーフ外務大臣
イランのザリーフ外務大臣が、「一部のアラブ諸国は、アメリカやシオニスト政権イスラエルに同調し、イスラム世界の関心事や目標から遠ざかっている」と語りました。
ザリーフ外相は、18日金曜、最近のパレスチナ問題に関する、OICイスラム協力機構の外相会合に出席するため、トルコのイスタンブールを訪問し、イルナー通信のインタビューで、「パレスチナの現在の状況は、一部の地域のアラブ諸国がいかにアメリカに依存しているかを示している」と語りました。
また、「残念ながら、一部の地域のアラブ諸国は、パレスチナ人の権利を擁護し、シオニスト政権やアメリカの犯罪と戦うのではなく、シオニストがガザのパレスチナ人を殺害した後、イスラムの領土をシオニスト政権の占領から解放した唯一のアラブ人グループであるレバノンのシーア派組織ヒズボッラーをテロ組織のリストに加えた」としました。
パレスチナ問題に関するOICの会合は、18日金曜、イスラム57カ国の関係者が出席し、イスタンブールで開催されています。
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