イラン国防軍需相、「イランは防衛・ミサイル能力を強化する」
(last modified Thu, 24 May 2018 08:34:19 GMT )
May 24, 2018 17:34 Asia/Tokyo
  • イランのハータミー国防軍需大臣
    イランのハータミー国防軍需大臣

イランのハータミー国防軍需大臣が、イランはどの国に対しても防衛・ミサイル問題に干渉することを許さないとして、イランは自国の防衛力とミサイル能力を強化するだろうとしました。

ファールス通信によりますと、ハータミー国防軍需大臣は、23日水曜、イランの防衛力とミサイル能力は、抑止力の重要な要素のひとつだとして、「制裁や圧力、世論操作がより強力になっても、全面的な防衛力の強化に向けたイランの意志はさらに強くなる」と語りました。

また、イランの軍事組織と国民は、現在、いつの時代にもまして、敵意や陰謀に対する抵抗への準備を整えているとしました。

さらに、アメリカのポンペオ国務長官の、イランに対する最近の侮辱的な発言に触れ、「イランが国内の能力に頼っていることで、アメリカの政府関係者が声を上げている」と述べました。

ポンペオ国務長官は、21日月曜、根拠のない主張を繰り返し、イランに対して最大の制裁を科すと脅迫し、イランのウラン濃縮施設の撤去や地域に影響を及ぼすことを禁じる12項目の提案を行いました。

この提案は、欧米諸国の政府関係者やアナリストの多くからも、非論理的だとされています。