イランの最高指導者顧問、「ヨーロッパは核合意の取り決めを履行すべき」
6月 20, 2018 20:17 Asia/Tokyo
イランのヴェラーヤティー最高指導者国際顧問が、ヨーロッパ側は核合意において、自らの取り決めを履行し、アメリカの妨害行為をやめさせるべきだとしました。
ヴェラーヤティー顧問は20日水曜、記者団に対し、先月8日のアメリカの核合意離脱に触れ、「イランは、核合意を維持する上での自国の条件を提示しており、それ以外の形で核合意の継続を受け入れないだろう」と語りました。
また、アメリカが最近,国連人権理事会から脱退したことに触れ、「アメリカは、人権を政治的な道具としてみている。それは、人権が自国の統治にとって都合のよいものであればそれに参加し、そうでなかったら、人権理事会から脱退する」と述べました。
ヴェラーヤティー顧問はさらに、3年以上に渡るサウジアラビアのイエメン攻撃にふれ、「この攻撃にも拘らず、イエメン軍は以前にもまして力を付けており、サウジアラビアとアラブ首長国連邦軍は、多くの死傷者を出し,撤退を余儀なくされている」としました。
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