イラン国会議長、「アメリカは、国際舞台である種の無知な外交を追求」

イランのラーリージャーニー国会議長が、ツイッターにおけるアメリカのトランプ大統領の脅迫的な発言に反応し、「アメリカは、外交関係において無秩序や偏狭に陥っており、国際舞台で未熟で愚かな外交を追求している」と語りました。

トランプ大統領は２３日月曜、イランのローハーニー大統領の警告に反発し、ツイッター上で、「絶対にアメリカを脅迫してはならない。それは、その代償を必ず払わされることになるからだ」と述べています。

ローハーニー大統領は２２日日曜、アメリカに対し、「イランの石油を輸出させない」とした発言に反論し、「アメリカ大統領は、イランが歴史を通して地域の海上ルートの安全を確保してきた事を再認識すべきである。また、火遊びに興じてはならない。なぜなら、イランから受けるしっぺ返しは、後悔しても仕切れないものだからだ」としました。

イルナー通信によりますと、ラーリージャーニー議長は２４日火曜、国会の席上で、「トランプ大統領のたわごとには、言葉を返すほどの価値はない」と語っています。

また、「トランプ大統領は、国際舞台では腐敗にまみれた人物として悪名高い」と述べました。