アメリカ政府、トランプ大統領の反イランの発言から立場を後退
7月 24, 2018 19:51 Asia/Tokyo
アメリカ・ホワイトハウスのサンダース報道官が、トランプ大統領の反イランの発言から明らかに立場を後退させ、「トランプ大統領は、アメリカとイランの緊張を拡大しようとしているわけではない」と語りました。
PBSニュースによりますと、サンダース報道官は、23日月曜、「トランプ大統領はまた、ロシアのプーチン大統領とのヘルシンキでの最近の物議を醸した会談に関する議論を、逸脱させようともしていない」と語りました。
アメリカ下院外交委員会の民主党の議員らは、トランプ大統領のイランに対する最近のツイートを嘲笑し、「アメリカがイランを攻撃することはないが、ロシアは2016年の大統領選挙でアメリカを攻撃した」と述べました。
アメリカ下院外交委員会の民主党議員のページのツイートは、23日、すべてのアルファベットを大文字で記してトランプ大統領のイランに対する立場を嘲笑し、「すべての文章を大文字で記されているからといって、それを気にすべきではない。我々がイランを攻撃することはない」としました。
トランプ大統領は、23日、「アメリカは、危険なゲームをすべきではない」としたイランのローハーニー大統領の最近の発言を受け、ツイッターで、「アメリカを再び脅迫すれば、イランは史上稀に見る結果を目にすることになる」と主張しました。
ローハーニー大統領は、22日日曜、「イラン産原油の輸出を許さない」としたアメリカの発言を受け、断固とした演説の中で、彼らに向かって、「アメリカ大統領は、イランが歴史の中で地域の航路の安全を保障してきたことを知るべきだ。危険なゲームをすべきではない。イランの回答に後悔することになる」と語りました。
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