イラン国会が、米の核合意離脱後の世界との関係強化を強調
7月 30, 2018 18:54 Asia/Tokyo
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イラン国会・国家安全保障外交政策委員会のナジャフィー報道官
イラン国会・国家安全保障外交政策委員会のナジャフィー報道官が、アメリカの核合意離脱後の各国との関係強化は必須である、としました。
イルナー通信によりますと、ナジャフィー報道官は29日日曜、同委員会の会合の終了後、「一部の国に駐在するイランの大使らも参加したこの会議では、二国間関係や地域・国際関係の最新情勢に関して意見交換が行われた」と語っています。
また、「アメリカの核合意離脱や、制裁行使に注目し、イランと各国との関係の強化や拡大のために存在する可能性の活用や、外交機関に対する国会の支持はきわめて重要である」と述べました。
アメリカは、今年の5月8日に核合意から離脱するとともに、各国に対し、対イラン経済制裁の一環として、イランからの原油の輸入を完全に停止するよう求めています。
こうした中、世界の多くの国は、アメリカのこの要求に従わない意向を表明し、核合意からのアメリカの一方的な離脱を非難しています。
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