アジアのコンソーシアムがイランの石油化学産業に70億ドル規模の投資
8月 06, 2018 16:52 Asia/Tokyo
イラン国営石油化学会社の関係者が、70億ドル規模の投資に関するアジア諸国のコンソーシアムとの最終的な合意が締結されたことを明らかにしました。
イラン国営石油化学会社のアリーモラード投資担当部長は、6日月曜のイルナー通信のインタビューで、「イランの石油化学産業への参入に関するアジアのコンソーシアムとの合意が最終的なものになった。これは総額で70億ドルの規模となる」と語りました。
アリーモラード部長は、「このコンソーシアムは、天然ガスをLPGや液化ガスに直接置換するプロジェクトのひとつとして、完全なメタノール・チェーンを構築しようとしている」と述べました。
また、このアジアのコンソーシアムは、すぐにこの合意を実施する用意があり、現在、イランにおけるプロジェクトの委託のための最後の業務を行っているとしました。
イランは、利益ある石油化学産業にとって、すべての可能性と必要な資源を有する限られた国のひとつであり、その利点は他の国と比べられないほどのものです。
大量の天然ガスの埋蔵と豊富な原料の存在、南部の沿岸地帯の水資源を利用できること、移送に海路を利用することができること、これらは、イランが石油化学産業の投資にとって魅力的な場所であることのポイントです。