イラン第一副大統領、「ヨーロッパは、一部の企業のイランからの撤退の影響を償うことを約束した」
8月 20, 2018 16:11 Asia/Tokyo
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イランのジャハーンギーリー第一副大統領
イランのジャハーンギーリー第一副大統領が、核合意を維持するためのヨーロッパの提案の最新の状況について、「ヨーロッパは、一部の民間企業のイランからの撤退の影響を、中小企業や見込まれる方法によって償うことを約束した」と語りました。
ジャハーンギーリー副大統領は、19日日曜、イルナー通信のインタビューで、イランはアメリカが核合意から離脱したものの、今後もこの合意の利益を享受しようとしているとし、「イランは核合意が終結するにしろ、継続するにしろ、必要な措置を考慮し、他の国々の反応を待っている」と語りました。
また、「アメリカは、核合意から離脱した後、孤立しているが、イランは地域のいくつかの政府を除き、すべての国から支持されている」としました。
ヨーロッパ諸国は、アメリカが5月8日に核合意から一方的に離脱した後、この国際合意の維持を求め、イランに対しても、アメリカの離脱にも拘わらず、この合意を遵守するよう求めています。
イランとヨーロッパは、核合意の維持、イランによるこの合意の利益の享受、アメリカの制裁への対策に関して協議を続けています。
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