イラン国会議長、「世界の問題は、アメリカの独善主義による結果」
(last modified Wed, 10 Oct 2018 05:43:10 GMT )
10月 10, 2018 14:43 Asia/Tokyo
  • イランのラーリージャーニー国会議長
    イランのラーリージャーニー国会議長

イランのラーリージャーニー国会議長が、世界の問題は、アメリカの独善主義による結果だとして、世界各国に対して、独善的で違法な行動に対抗する上で、団結するよう求めました。

IRIB通信によりますと、ラーリージャーニー国会議長は、9日火曜、トルコのアンタルヤで行われたユーラシア国会議会議長会議で、「アメリカとシオニスト政権イスラエルは、世界の安全保障を混乱に陥れており、このような国際問題における独善的な行動は、国際社会にとっての大きな問題を引き起こしている」と語りました。

また、核合意からの違法な離脱、ベイトルモガッダス・エルサレムの違法な政権の首都認定、気候変動に関するパリ協定からの離脱、国際貿易における関税システムの混乱、これらはすべて、世界におけるアメリカの緊張を生み出す行動だとしました。

さらに、トランプ政権は非人道的な形で、パレスチナの人々が自分たちの土地で生活するのを制限しようとしているが、これは成果が出ることはないだろうとしました。

ラーリージャーニー国会議長はまた、シリア危機について触れ、「イラン、トルコ、ロシアの、シリアに秩序をもたらそうとする協力は、テロや過激主義との戦い、シリアの政府と人々への支援のための地域的な努力だ」と述べました。

さらに、イエメン情勢についても、「イランは国連や、イエメン危機に影響力を持つ国に対して、影響力のほとんどない決議を出すのではなく、攻撃を即時停止し、民間人の生命や財産の安全を守るため努力するよう求める」と語りました。

 

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