イラン国防相、「イランは化学兵器の最大の犠牲国」
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イランのハータミー国防軍需大臣が、「イラン国民は、地雷や爆弾、禁止兵器、化学兵器の使用と不当な戦争の最大の犠牲国だ」と語りました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
10月 15, 2018 18:24 Asia/Tokyo
  • イランのハータミー国防軍需大臣
    イランのハータミー国防軍需大臣

イランのハータミー国防軍需大臣が、「イラン国民は、地雷や爆弾、禁止兵器、化学兵器の使用と不当な戦争の最大の犠牲国だ」と語りました。

IRIB通信によりますと、ハータミー国防軍需相は、15日月曜、テヘランで開催されたアジア太平洋国際軍事医学会議の閉会式で、「聖なる防衛(1980年代のイランイラク戦争)の時代、イラクのサッダームフセイン政権は、570回以上もイランを化学兵器で攻撃したが、国際機関は、このような行動を非難する会合すら開催しなかった」と語りました。

さらに、戦争を引き起こそうとする国々に対抗することを強調し、「世界は、イランが捏造された核問題においてどのように誠意を示したか。そして、アメリカの約束不履行にも拘わらず、冷静さを失わなかったことを目にした。イランは責任を受け入れ、平和を求める政府である」としました。

また、アメリカのイランに対する違法な制裁に触れ、「アメリカは、経済テロにより、他国の国民の医薬品や生活必需品の確保を妨げている」と述べました。

ハータミー国防軍需相は、この閉会式の傍らで、「イランは化学兵器の負傷者の治療において多くの経験を有しており、それを他国に移転する用意がある」と述べました。

アジア太平洋国際軍事医学会議は、今月12日から15日までテヘランで開催されました。

イランは今後2年間、アジア太平洋作業グループ軍事医学国際委員会の議長国を務めることになります。

軍事医学国際委員会は、第一次世界大戦後の1920年、世界の兵士の治療や衛生部門における緊密な協力の必要性によって創設され、現在は117カ国が加盟し、6カ国がオブザーバー国となっています。

 

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