イランの新聞各紙、核合意をめぐり、共通の見出しで世界に勧告
10月 15, 2018 18:42 Asia/Tokyo
イランの新聞各紙が、15日月曜、自由の防衛という文を共通の見出しに掲げました。
エッテラアート、イラン、ハムシャフリー、シャフルヴァンド、サーザンデギー、エブテカール、フォルサト・エムルーズ、バハールといった各新聞は、共通の見出しで、世界の人々がアメリカの核合意離脱の結果に注目する必要性を強調し、アメリカの核合意離脱は非道な行動であり、イラン国民に対する抑圧的な制裁の行使は敵対行為であり、安保理決議に違反する行動だとしました。
また、アメリカのトランプ大統領は、イランだけでなく、他国の人々に対しても、イランと取引をした場合、罰則を加えると脅迫している。しかしこれは、取引によって利益を獲得する自由を奪う行為だとしました。
さらに、イランにとって有利な国際司法裁判所の法的見解にふれ、アメリカの政府関係者は、国際司法裁判所の関係者も制裁対象にすると脅迫していると非難しました。
新聞各社はこの記事の中で、「世界の人々はイブン・スィーナーやハーラズミー、ラーズィー、サアディーやモウラヴィーといったイランの偉大な学者の思想がもたらした数多くの恩恵に与っている。そして現在、イランの人々が人類の知識による恩恵を活用できる権利は守られており、いかなる国の政府も無意味な理由でイランの人々の権利を制限すべきではない」としました。
さらに、この中で、勇気を持って、政府の影響を受けることなく、人間の自由の原則を損なうものに沈黙しないよう呼びかけました。
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