イラン中央銀行総裁、「アメリカは対イラン石油制裁に失敗」
11月 03, 2018 16:18 Asia/Tokyo
イラン中央銀行のヘンマティ総裁が、アメリカのの圧政的な対イラン制裁の行使に触れ、「現在、全ての人々に対し、アメリカがあらゆる理由や口実による対イラン石油制裁や、イランの原油輸出の完全停止作戦において失敗していることが証明された」と表明しました。
ヘンマティ総裁は2日金曜、ツイッター上で、「イラン産原油輸入禁止を、複数の国に対し段階的に免除することで、イランの歳入や貿易の今後の状況がより明確になるだろう」と語りました。
また、「イラン中央銀行はこの数ヶ月間で、外貨準備を好ましいレベルに到達させている。状況の変化に応じて、原油輸出が最低レベルにまで落ち込むといった非常に逼迫した場合に備えて、適切な計画を有している」と述べました。
さらに、「イラン国民は、アメリカの制裁を良い形で克服するだろう」としています。
アメリカは、イラン産原油の輸入国に対し、イランからの原油輸入を完全に停止するため今月4日まで猶予を与えていました。
しかし、アメリカの政府関係者は2日、日本を初めとする8カ国を、イラン石油制裁の適用除外とする旨を発表しました。
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