イラン、世界最大の群衆の集結地
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フランスから帰国したホメイニー師を出迎える群衆
皆様は、世界においてこれまでに最大規模の歓送迎の群衆が結成されたのはどこの国、どの国民によるものかをご存知でしょうか?
それは、1979年2月1日、イランイスラム革命の創始者ホメイニー師が、亡命先のフランスから凱旋帰国を果たした際に集まったイラン国民によって達成されました。

また、世界最大規模の見送りの群衆というギネス記録もイラン人が打ち立てたものです。それは1989年6月4日、ホメイニー師の葬儀の際にできた1千万人の群衆で、その葬列は全長32キロにも達したと言われています。

そして現在も、完全な保安・警備体制のもと、イランで史上最大規模の群集が形成されています。
人類史上最大の群集の記録の1つは、イラク南部の聖地カルバラで形成される、毎年恒例のシーア派の追悼行事アルバインの行進であり、その参加者は2千万人にも及びます。

イランは、この大群衆による行事の開催にも中軸的な役割を果たしています。つまり、イランの支援によりこの行事での保安・警備、管理運営やテロ組織ISISへの対処がなされてきたのです。
その一方で、サウジアラビアは長年にわたりアメリカに依存し、数百年もの間メッカ巡礼・ハッジの儀式を開催しているものの、今なお自国を訪れる巡礼者3百万人の管理統率ができないままとなっています。
記憶に新しいところでは2015年、サウジアラビアではメッカ巡礼の儀式の際に、クレーンが巡礼者の列の上に倒れたり、またメナーの大惨事として知られる巡礼者圧死事件が発生しています。
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