イラン第1副大統領、「核合意に対する欧州の行動に満足せず」
1月 17, 2019 17:04 Asia/Tokyo
-
イランのジャハーンギーリー第1副大統領
イランのジャハーンギーリー第1副大統領が、「核合意に対するヨーロッパ諸国の実際の行動に全く満足しておらず、彼らはもっとしっかり行動できたはずである」と語りました。
IRIB通信によりますと、ジャハーンギーリー副大統領は、「一方で、アメリカの核合意離脱やこの合意への支持というヨーロッパの政治的な立場表明は、満足できるものだ」と述べています。
また、「イランの立場は、アメリカの離脱当初から、核合意が国連安保理で採択され、6カ国がこれに署名している国際文書であり、すべての国がこの合意の遵守によりその恩恵にあずかるべきである、という理論に基づいている」としました。
さらに、「イランはこれまで、自らの取り決めを履行してきたが、ヨーロッパ3カ国とロシア、および中国をはじめとする、この合意の署名国は、違った行動をとった。ロシアと中国は、イランにとって好ましい相手国であり、この2カ国の協力は好ましいものだった。だが、それはさらによくなる可能性があり、関係改善のための努力が継続されている」と語っています。
ラジオ日本語のフェイスブックやユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://www.facebook.com/ParsTodayJapanese
http://youtube.com/channel/UCXfX6KY7mZURIhUWKnKmrEQ
タグ