西部ケルマーンシャー州のモアーヴェノルモルク宗教施設 (写真)
(last modified Thu, 10 Jun 2021 12:38:00 GMT )
6月 10, 2021 21:38 Asia/Tokyo
  • モアーヴェノルモルク宗教施設
    モアーヴェノルモルク宗教施設

イラン西部ケルマーンシャー州にあるモアーヴェノルモルク宗教施設は、シーア派3代目イマーム・ホサインがイラク・カルバラーで殉教した出来事に由来し、これを追悼する殉教劇・タアズィーエの上演を目的に1902年に建設されました。

この宗教施設ペルシャ語でテキエと呼ばれ、ほかには見られない化粧タイルが施されており、ガージャール朝時代から残る建造物の中でも、最も魅力的な建物の一つと言えます。

 

モアーヴェノルモルク宗教施設
この建物は地下6メートルにも及ぶ
境内に足を踏み入れるには17段の階段を上る必要がある
本館は3つの区画で構成されている
ホセイニーエと呼ばれる西側の建物
この宗教施設は個人が出資、最高の化粧タイル職人や芸術家らの協力で建設された
美しい丸天井・ドームの装飾
この建物の化粧タイルに描かれている内容の多くは、イマームホサインの殉教、コーランの物語、宗教的信条などである
この建物に使われている化粧タイルは、見事に建築に溶け込んでいる
入り口付近の天井に施された装飾
この建物に施された化粧タイルの彩色には天然色素が使用されている
北側の一角の建物に施されたイランの歴史
この建物に使われている化粧タイルの美しさは随一
預言者ユーソフがエジプトの宰相に売られる光景が描かれている
壮麗な景観を誇るモアーヴェノルモルク宗教施設

 

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