米紙、「アメリカはイラン革命防衛隊をテロ組織に指定する意向」
-
イラン革命防衛隊
アメリカの金融情報紙ウォールストリートジャーナルが5日金曜、同国の政府関係者の話として、「アメリカ政府は、イランのイスラム革命防衛隊をテロ組織に指定する意向だ」と報じました。
ウォールストリートジャーナルは、匿名希望のアメリカの政府関係者3名の話として、「アメリカ政府は8日月曜、イランイスラム革命防衛隊をテロ組織のリストに追加する可能性がある」と伝えました。
この報道によれば、アメリカ大統領府が一国の軍をテロ組織に指定するのは今回がはじめてです。
ウォールストリートジャーナルはまた、「アメリカ政府の上級幹部の間では、この決定にはに意見が分かれ、足並みが揃っていない」とし、「ボルトン大統領補佐官とポンペオ国務長官は、この決定の熱心な支持者だが、統合参謀本部のダンフォード議長をはじめ国防総省の関係者はこれに反対している」と報じています。
イスラム革命防衛隊は、アメリカの支援を受けて地域に展開するテロ組織との戦いにおいて基本的な役割を果たしてきました。
革命防衛隊はまた、イラクやシリアでのテロ対策のため、これらの国の正式な要請により軍事顧問という形で支援を行っていますが、この支援はトランプ米大統領にとって不愉快なものとなっています。
イランのザリーフ外相はこれ以前に、イランや革命防衛隊に対するトランプ大統領の敵対的な言行に反応し、「イラン国民の老若男女は今日、イスラム革命防衛隊を支持する」と語っていました。
また、「イラン人は一丸となって、侵略やテロに対し地域やイランを守る人々の傍らにいる」と述べました。
ラジオ日本語のフェイスブックやユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://www.facebook.com/ParsTodayJapanese
http://youtube.com/channel/UCXfX6KY7mZURIhUWKnKmrEQ