イラン政府関係者が、米によるイラン革命防衛隊のテロ組織指定の可能性に警告
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イランイスラム革命防衛隊
イランの政府関係者らが、同国のイスラム革命防衛隊をアメリカがテロ組織に指定する可能性について警告しました。
アメリカの新聞ウォールストリートジャーナルによりますと、アメリカ政府は8日月曜、イスラム革命防衛隊をテロ組織に指定、リストに掲載するということです。
イスラム革命防衛隊のジャアファリー総司令官は、「このような行動にでれば、アメリカは西アジアで平穏を目にすることはないだろう」とけん制しました。

また、「アメリカがイランの国家安全保障を危険にさらせば、わが国の政策に基づき、しかるべき対抗措置がとられることになる」と述べました。
イランのザリーフ外相はツイッターで、「革命防衛隊をテロ組織に指定することで、アメリカは泥沼にはまる」とし、「このような行動はアメリカに新たな大惨事を招くだろう」と警告しました。

イラン国会国家安全保障外交政策委員会のメンバー、ナガヴィーホセイニー議員は、アメリカのこうした行動に踏み切る可能性に反応し、「イラン国会は、これに関して第二緊急度の計画を検討している」と語りました。

同議員は、イランプレス通信のインタビューで、「我々の計画は、地域に展開するアメリカ軍や同国の諜報機関をテロ組織に指定するというものだ。彼らに特異、かつ法的な影響をもたらすだろう」と述べました。
7日には、イランの国会議員らが革命防衛隊を支持する声明を発表し、「革命防衛隊に歯向かう行動は、しかるべき報復措置に遭遇するだろう」と表明しました。
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