イランでガドルの夜の儀式
May 25, 2019 06:08 Asia/Tokyo
イランの人々が、イスラムでコーランが下されたとされるガドルの夜を迎え、モスクや宗教施設でこの夜の儀式を行い、神に祈りを捧げました。
ガドルの夜は、ラマザーン月19日、21日、23日と3夜あり、24日金曜夜は、その最初の夜にあたりました。
また25日は、シーア派初代イマーム、アリーが敵に襲われた日でもあり、イランの人々は、モスクや宗教施設で夜通し祈りを捧げました。
イスラム暦40年(西暦661年)のラマザーン月19日未明、イマームアリーが朝の礼拝を行っていたところ、イスラムに反対するイブン・モルジャム・モラーディという人物がアリーの頭部に剣を降り下ろしました。
イマームアリーは、その2日後のラマザーン月21日に殉教しました。
ガドルの夜、イスラム教徒はコーランを頭上に乗せ、夜通し、神に特別な祈祷を捧げます。
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