12月 01, 2019 17:30 Asia/Tokyo
  • イランのミサイル
    イランのミサイル

イランは、地域およびイスラム世界初のミサイル保有国です。

イランの旧近隣諸国のうち、初めてミサイルを製造したのはトルコのオスマン帝国、そしてインド亜大陸の一部のイスラム王朝でした。当時、イランのガージャール朝とパフラヴィー朝は、ミサイル製造能力を持っていませんでした。

イランではパフラヴィー王朝時代、当時聖地ベイトルモガッダス・エルサレムを占領していたシオニスト政権イスラエルとミサイル製造をめざして協力体制にありました。しかし、これは膨大な費用をかけたにも拘わらず成果には至りませんでした。

1979年のイスラム革命後、イランイスラム革命防衛隊の関係者ハサン・テヘラーニー・モガッダム氏の尽力により、イランは初めて世界のミサイル生産国の仲間入りを果たしたのです。

現在、ミサイル分野での世界の5大先進国はロシア、アメリカ、中国、フランス、イギリスです。世界のすべての地域がこれらの国の射程圏内に入っています。イランは2015年に初めて、標的に命中する瞬間まで遠隔操作や誘導が可能な長距離弾道ミサイルの実験を行いました。

 

 

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