イラン外務省、「アメリカは制裁のいずれの目的も達成し得ない」
(last modified Sat, 08 Jun 2019 08:35:32 GMT )
6月 08, 2019 17:35 Asia/Tokyo
  • ムーサヴィー報道官
    ムーサヴィー報道官

イラン外務省のムーサヴィー報道官が、イランの石油化学企業に対するアメリカ財務省の新たな制裁行使を非難し、「アメリカは、制裁により自らのいずれの目的も達成できないだろう」と語りました。

アメリカ財務省は7日金曜、声明を発表し、「イランの石油化学部門の関連企業39社を制裁対象リストに掲載した」と表明しました。

ムーサヴィー報道官は8日土曜、「最大限の圧力行使というアメリカの政策は、同国の歴代大統領がこれまでに何度も試したものの、既に失敗した政策だ」とし、「イランの石油化学企業に対する米財務省の制裁行使は、イラン国民を標的にした敵対行為の一環であり、経済テロに等しい」と強く非難しました。

また、「アメリカによる対イラン制裁は、国際法や国際関係の原則に反する」と批判し、「世界のすべての国は、国際法の基本原則に対する明らかな違反行為に対処し、多極主義に関する国際社会の成果が、アメリカの一方的、専横な行動により失われることのないよう留意すべきだ」としています。

また、「対イラン協議をめぐるアメリカ政府関係者の発言は事実に反する欺瞞、かつデマであり、単に世論の注目を集めるための工作に過ぎない」とし、「対イラン協議に関するアメリカ大統領の主張が空虚であることは、1週間以内に証明された」と一蹴しました。

 

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