イラン国連大使、「米は外交に関心がない」
6月 26, 2019 04:59 Asia/Tokyo
イランのタフテラヴァーンチー国連大使が、「アメリカは、イラン国民に対する多数の制裁や圧力行使により、外交に関心がないことを示した」と語りました。
タフテラヴァーンチー大使は25日火曜、CNNのインタビューで、「アメリカはイラン核合意から離脱し、イラン産原油禁輸制裁の適用除外措置を打ち切った。さらに、わが国の革命防衛隊をテロ組織リストに追加し、自国の艦船を我々の地域に派遣した。このような行為はすべて、アメリカが外交に関心がないことを示している」と述べました。
また、「アメリカはイランを不公正なルートに乗せようとしている。現在すでに、はっきりした形でイランとの経済戦争の最中にある」としました。
さらに、イラン領空内に侵入したアメリカの無人偵察機の撃墜に関し、「イランはこの無人偵察機に対し、4回にわたって警告を発したが、彼らはこれらの警告に注目しなかった」と述べました。
今月20日未明、アメリカの無人偵察機グローバルホークが、イラン南部ホルモズガーン州の領空を侵犯したため、イランイスラム革命防衛隊により撃墜されました。
タフテラヴァーンチー大使は続けて、“アメリカとの協議”にも言及し、「経済分野でより圧力を強め、イランを脅迫しているアメリカ政府と、いったいどうして協議などできるだろうか」と疑問を呈しました。
ラジオ日本語のフェイスブックやユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://www.facebook.com/ParsTodayJapanese