イラン原子力庁、「ウラン濃縮の濃度がおよそ4.5%に到達」
7月 09, 2019 04:45 Asia/Tokyo
イラン原子力庁のキャマールヴァンディ報道官が、「わが国のウラン濃縮の濃度は3.67%を超え、濃縮されたウランの能動はおよそ4.5%に達した」と語りました。
キャマールヴァンディ報道官は8日月曜、ファールス通信のインタビューで、「現時点での濃縮濃度は、完全に我が国の原子炉用燃料生産のためのニーズにかなっている」と述べています。
また、「核合意に定められた我が国の責務縮小の3段階目に関する計画には、20%濃度での濃縮が選択肢として挙がっている」としました。
イランは7日日曜、ヨーロッパに対し責務履行用に与えていた60日間の猶予期限の満了に伴い、濃縮濃度を3.67%より上に引き上げるプロセスを開始しました。
イランはまたヨーロッパ諸国に対し、彼らが責務を履行しない場合、イラン側は確実に3段階目の措置に出る、として警告しています。
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