イラン外務省報道官、「ヨーロッパの核合意相手国に、行動面での歩みを踏み出すよう期待」
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イラン外務省のムーサヴィー報道官
イラン外務省のムーサヴィー報道官が、核合意に関する英独仏3カ国の共同声明に反応し、「イランはヨーロッパの核合意相手国に対し、この合意の実施プロセスにおける行動面での効果的、かつ責任ある一歩を踏み出し、決断を下すよう期待する」と語りました。
英独仏の首脳らは14日日曜夜、声明を発表して核合意に対する口頭上の指示を表明したのみにとどまり、「核合意の継続はイランの完全な合意遵守にかかっており、我々はイランに対し、これに関する自らの最近の決定を元に戻すよう求める」としています。
ムーサヴィー報道官は15日月曜、「わが国は、ヨーロッパの相手国の表明や立場を注意深く吟味する」とし、「わが国が今年5月8日以前の状態に戻るべきだとする要求は、ヨーロッパ側の現実的な能力や政治的意思が証明され、かつ核合意内で想定されていた方法での制裁解除によるイランの利益回復が実現しなければ、核合意の目的や論理、内容に反する非現実的な期待となるだけだ」と語りました。
また、「イランの善意に基づく自発的な行動の継続は、核合意に合致し、またこの合意内で想定された権利と義務の両立の源だ」と述べています。
さらに、「ヨーロッパの相手側が自らの約束事を守る限り、イランもその度合いに応じて約束事を守る」としました。
イランは今月7日、核合意内の責務履行に向けてヨーロッパ側に与えていた60日間の猶予期間が満了した後、それまでの3.67%濃度でのウラン濃縮の濃縮レベル引き上げのプロセスを開始しました。
イランはまたヨーロッパ側に対し、彼らが自らの責務を履行しない場合には、イラン側として3段階目の措置に踏み切ると通告しています。
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