イラン外相、「イランのミサイル能力は抑止のため」
(last modified Thu, 18 Jul 2019 09:31:47 GMT )
7月 18, 2019 18:31 Asia/Tokyo
  • ザリーフ外相
    ザリーフ外相

イランのザリーフ外相が、わが国のミサイル能力は抑止と防衛のためのものである、としました。

ザリーフ外相は17日水曜、ニューヨークでCNNのインタビューに応じ、「イランは、1980年代のイラクのバース政権の8年間に渡るイランへの侵略という経験を踏まえ、ミサイル能力を国の名誉にかかわる必要不可欠なものと考えている」と述べました。

また、国連イラン代表部の職員らの渡航に関してアメリカによる設けられた制限措置について触れ、「アメリカによるこの措置は、非人道的である」とし、「イラン外交官に対する往来制限は真新しいものではなく、これまでニューヨーク中心部のマンハッタンから25マイル以内でしか移動できなかったのが、今回の制限により渡航範囲が約5マイルとなる」と述べました。


ザリーフ外相は、イスラム革命最高指導者ハーメネイー師にあてた書簡を送付したとするアメリカの主張について、「アメリカのトランプ大統領はハーメネイー師に書簡を送っておらず、日本の安倍首相が最近のイラン訪問で、口頭でメッセージを伝えただけであり、そのメッセージにはなんら新しい点はなかった」とも述べました。

 

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