イラン外相、「今月23日に仏大統領と会談」
8月 20, 2019 18:57 Asia/Tokyo
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ザリーフ外相とマクロン大統領
イランのザリーフ外相が、近くフランスを訪問し同国のマクロン大統領と会談する意向を明らかにしました。
IRIB通信によりますと、ザリーフ外相は19日月曜、スウェーデン・ストックホルムにて現地在住のイラン人らを前に、「アメリカの対イラン制裁は効果がない」とし、「今月23日に、フランス・パリで同国のマクロン大統領及び、ルドリアン外相と会談する」と述べています。
また、イランとの金融取引を支援する「貿易取引支援機関(INSTEX)にも触れ、「INSTEXは、実際に運用されれば良好なシステムだ」としました
ヨーロッパは、アメリカの核合意離脱及び、核関連の対イラン制裁の復活後のイランとの協議において、アメリカの対イラン制裁の影響を回避するため、特別な金融システム設置を提案しました。
そして、数ヵ月後の今年1月31日に、ヨーロッパは正式にINSTEXの運用開始を発表しましたが、実際にはまだ実施されていません。
ザリーフ外相は19日、スウェーデンの政府関係者との会談を目的に、フィンランド・ヘルシンキからスウェーデン・ストックホルムに到着しており、スウェーデンの次にノルウェーを訪問することになっています。
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