在ウィーン国際機関イラン代表、「IAEAの報告によれば、イラン中部ナタンズに遠心分離機が設置」
9月 10, 2019 03:52 Asia/Tokyo
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ガリーブアーバーディー代表
在オーストリア・ウィーン国際機関のガリーブアーバーディー・イラン政府代表が、「IAEA国際原子力機関の報告から、イラン中部ナタンズの核施設に新たに遠心分離機が設置された事が判明している」と語りました。
ガリーブアーバーディー代表は、「IAEAのフェルータ事務局長は9日月曜、報告の中でIAEAの加盟国に対し、「イランは今月7日、ナタンズの燃料濃縮工場に最新鋭の遠心分離機を設置し、これらを天然ウランにより試用する旨をIAEAに通知した」と述べています。
アメリカの核合意離脱、およびヨーロッパ諸国による核合意内の責務不履行を受け、イランは今月6日から核合意内のさらなる責務縮小に向けた3段階目の措置を、この合意の第26条と36条を論拠として決行しました。
今回の措置には、研究開発面での4つの措置の挙行、最新鋭の遠心分離機の使用開始などが含まれ、これらはIAEAに既に通知されています。
フェルータ事務局長代理は8日日曜、テヘランを訪問した際にイラン原子力庁において、同庁のサーレヒー長官と会談しています。
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