イランの石油輸出の最大の拠点でタンカーの往来が増加
4月 07, 2016 20:37 Asia/Tokyo
制裁の解除とイラン産原油の輸出量の増加後、イランの石油輸出の最大の拠点であるハールク港のターミナルで、タンカーの往来が大幅に増加しています。
イルナー通信によりますと、制裁の間、イランの原油輸出量は日量100万バレルでしたが、1月から核合意が実施され、イラン政府は、数ヶ月以内に輸出量を200万バレルに拡大する意向だと発表しました。
原油の輸出量の増加とそれを受けたタンカーの往来の増加により、原油の輸出を増加するのに必要なインフラや下地が整っており、現在、5隻のタンカーが同時にハールク石油ターミナルで積荷を行うことができるようになっています。
イランは原油の生産量を日量400万バレルまで増加し、以前の生産量に戻そうとしています。
イラン政府のノウバフト報道官は、「イランはOPEC石油輸出国機構での生産量の割り当てを復活させるため、あらゆる手段を利用する」と語っています。
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