イラン政府報道官、「ホルモズ平和構想はいずれの国にも対抗しない」
(last modified Mon, 30 Sep 2019 12:09:46 GMT )
9月 30, 2019 21:09 Asia/Tokyo
  • イランのラビーイー政府報道官
    イランのラビーイー政府報道官

イランのラビーイー政府報道官が、「ホルモズ平和構想はいずれの国にも対抗しない」と強調し、「この構想はペルシャ湾でのアメリカの敵対的、挑発的な対イラン連合に代わるものだ」と述べました。

イランのローハーニー大統領は9月25日、国連総会の一般討論演説において、イランの地域・国際分野での立場を説明するとともに、ホルモズ平和構想、別名「希望の連合」と名付けた地域的な平和構想を提唱しました。

ラビーイー報道官は30日月曜、記者会見し、「イランが提唱するホルモズ平和構想は、米国の計画とは根本的に異なる」とし、「この計画は、米国の提起する計画とは異なり、ペルシャ湾での安全保障を内発的なものとみなし、安全確保に地域外の大国の存在を条件付けていない」と説明しました。

また、「イランが提唱する構想は、全ての国に参加資格がある。それは、特定の一国あるいは複数国を排除するような安全体制・メカニズムは、最終的に全ての国にとっての全体的な安全をもたらさないからだ」としました。

さらに、「イランは、この構想に関する協議に応じる構えだ。これをペルシャ湾での国際的な安全確立に向けた、各国政府の真剣さや誠実さの指標とみなすだろう」と語りました。

そして、イラン核合意を結んだ関係国の責務履行を追及し、「米国の責任逃れは、ヨーロッパが責務履行する必要性とは無関係だ」と述べました。

 

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